視聴率22.3%を突破した「金部長」、ソ・ジソブの抑制された
SBSドラマ「金部長」が6回で視聴率22.3%を記録した。俳優ソ・ジソブは、元北朝鮮エージェント出身の父親の父性愛と、抑制されたアクションを演じる。
華やかな打撃感よりも重厚なソ・ジソブの眼差し
SBSの金土ドラマ「金部長」が、放送6回で全国視聴率22.3%(ニルソンコリア基準)を記録した。NAVERの人気ウェブトゥーンを原作とした本作は、平凡な一家の主が誘拐された娘を救うため、かつての秘密要員時代の本能を呼び覚ます過程を描いている。
視聴者は、華やかな打撃感よりもキャラクターの感情が溶け込んだソ・ジソブのディテールにこだわった演技に注目している。ソ・ジソブは黒い뿔테眼鏡の中で、決意に満ちた表情でも、威張るような表情でもない、やや乾いた表情を見せる。わずかな苦悩と疲労が混ざったこの表情は、劇の真実味を高める要素だ。
劇中の金部長は、妻を亡くし、高2の娘ミンジ(ソ・スミン扮)を一人で育てるサンサン貯蓄銀行の会計チーム部長だ。彼はかつて南朝鮮の一小隊を一人で制圧した北朝鮮の一級指名工作員、コードネーム66番(元は73番)という身分を隠して生きている。過去の身分が露呈することを恐れ、不正を見ても避け、侮辱や屈辱を味わうこともある。
3回で繰り広げられた多対一の格闘シーンは、本作の白眉だ。娘のミンジを探すために暴力団と立ち向かった金部長は、銃や刃物ではなく素手で相手を制圧する。無駄を削ぎ落とした動作と、瞬間的な爆発力を前面に出したアクションは、実際の特殊要員の実戦を連想させる。
5回では、明浦港のコンテナヤードを背景にカーチェイスが繰り広げられた。躊躇なく車両に突っ込みながら追跡を続ける金部長の姿は、人物の決断力を示している。続いて6回では、カン・ソン役のキム・ソンギュと対峙する剣のアクションが登場した。速いClean Upの中で相手を圧迫する眼差しと、怒り、切迫感が溶け込んだこのシーンは、単なる合わせを超えた心理戦だ。
娘への切実さが動かす動力
ドラマの動力は、誘拐された娘を救おうとする父親の切実さだ。金部長もまた、娘一人を守って生きてきた父親の本能が行動のエンジンとなる。娘のミンジは、学校暴力に苦しみながらも、自分を待っている父親を思い出しながら耐え抜く強靭な精神力を持つ人物だ。
金部長の傍らには協力者たちがいる。テコンドー館長のSung Han-soo(チェ・デフン扮)と、海兵戦友会ボランティア隊員のPark Jin-cheol(ユン・ギョンホ扮)は、義理と友情を分かち合う人物たちだ。一方、ミンジを苦しめるチュ・ヘリの父であり、チュ学建設の代表であるチュ・ガンチャン(チュ・サンウク扮)は、無慈悲なヴィランだ。チュ・ガンチャンは、自分の娘の前では誰よりも優しい「娘バボ(娘にデレデレな人)」という立体的な面貌を持っている。
ソ・ジソブは30年目の中年俳優として、逞しいフィジカルと柔軟な動き、相手を一瞬で圧倒するカリスマ性を披露している。力任せのアクションではなく、キャラクターの感情と経験が溶け込んだアクションは、劇への没入度を高める。
制作陣と視聴者の反応
制作陣は「ソ・ジソブはアクションの完成度はもちろん、金部長が持つ父性愛と人間的な苦悩まで同時に表現し、作品の中心をしっかりと支えている」と明らかにした。
オンラインの反応も続いている。視聴者は「やはりソ・ジソブのアクションは信じて見られる」「映画のようなクオリティが毎回続く」「体を使って感情まで伝える俳優」と、彼の活躍を評価した。