白から闇色へ、ソン・ソンミが衣装でたどるブランシュの崩壊
俳優のソン・ソンミが、演劇「欲望という名の電車」のブランシュ役の衣装制作に自ら参加した。衣装はブランシュの心理の崩壊に合わせて白から暗い色調へ変わる。その過程を自身のYouTubeチャンネルで公開した。
演劇「欲望という名の電車」でブランシュを演じる俳優のソン・ソンミが、ブランシュを完成させるため衣装制作に自ら参加し、並々ならぬ熱意を見せた。衣装は劇の進行に合わせ、白から次第に暗くダークな色調へと変わっていく。
YouTubeで公開した衣装フィッティング
ソン・ソンミは先の日曜日に演劇の公演を終えた後、YouTubeを通じてファンに挨拶した。今回の衣装フィッティング動画が、作品を見られなかった人にもブランシュの姿を伝えるきっかけになればという思いも明かした。
ソン・ソンミは最近、自身のYouTubeチャンネルで、演劇「欲望という名の電車」の準備過程を収めた動画を公開した。動画では、劇中の人物であるブランシュの心理状態や物語に合わせて変化する衣装を自ら紹介し、キャラクターへの深い理解をのぞかせた。
「衣装は私の情熱」、投資して作った自分だけのブランシュ
ソン・ソンミは、今回の作品では普段と違い衣装制作に自ら力を注いだと語った。親しいデザイナーに制作を頼み、ブランシュをより立体的に表現するため衣装選びにこだわったという。制作の背景については「演劇をしている間は上手くやりたい気持ちが大きく、自分のために投資した」とし、「私だけの唯一無二のブランシュを作りたかった」と説明した。
衣装は、ブランシュの心理の軌跡を視覚的に見せる装置として使われた。南部の貴族出身として優雅さを保たなければならないブランシュは、序盤は白を基調とした衣装で登場する。やがて華やかな柄の服を経て、心理が崩れ落ちていく過程に合わせ、次第に暗くダークな色調の衣装へと変わる。ソン・ソンミは、キャラクターの内面を「ブランシュは外見を飾ることを重視するが、それは若さを失っていく不安を包み隠そうとする悲しい試みでもある」と分析した。
「狂った姿まで見せなければ」、舞台への執念
フィッティングの最中、ソン・ソンミはキャラクターの極端な面をどう表現するか悩む様子を見せた。ブランシュが現実ではなく「魔法」を求める人物だと指摘し、キャラクターが持つ純粋さと醜さ、そして狂気を帯びた姿の境界にも触れた。とりわけ劇のハイライトであるミッチとの関係の中で崩れていく感情を表すため、衣装の色味や雰囲気を細かく確かめた。
公演を前に緊張をのぞかせたソン・ソンミは、「ちゃんと練習できているのか不安になることもあったが、続ける以外に答えはない」と舞台に臨む姿勢を語った。冗談交じりに「狂った姿に見えなければならない気がする」と決意を示し、「終わるまで死力を尽くして最善を尽くさなければと思う」と、作品への強い意志を語った。
0コメント
現在コメントの投稿は無効になっています。