『新感染 ファイナル・エクスプレス』10周年記念 4Kリマスター版グローバル再公開
映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』が公開10周年を迎え、4Kリマスター版として全世界で再公開される。北米500スクリーンでのワイドリリースが決定。
ヨン・サンホ監督のゾンビ映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』が公開10周年を迎え、全世界の観客と再び出会う。配給会社のNEWは、4Kリマスター版として制作された『新感染 ファイナル・エクスプレス』が、来る8月5日のフィリピンを皮切りに、北米、日本、イタリアなど主要国で順次再公開されると明らかにした。
国別の公開スケジュールは、8月5日のフィリピンを皮切りに、8月14日の北米、8月21日の日本、9月2日のイタリアが確定した。スペインをはじめ、アルゼンチン、ボリビア、チリ、エクアドル、ペルー、ベネズエラ、メキシコなどラテンアメリカの主要国も、現在公開日程を調整中だ。
北米500スクリーンを確保し規模を拡大したK-ゾンビ
今回の再公開において最も目立つ変化は、北米市場の上映規模だ。2016年当時、北米では限られたスクリーンでの限定公開方式であったが、今回は500以上のスクリーンを確保したワイドリリース方式で観客を訪ねる。10年前と比較すると、上映規模が10倍以上に拡大した数値だ。4Kリマスターを通じて鮮明になった画質と強化されたサウンドを収めている。
再公開を記念する新しい視覚的要素も公開された。A24、Netflix、ディズニーなどグローバルスタジオと協業してきたアーティスト、オリバー・バレット(Oliver Barrett)が、今回の再公開用の新規ポスターデザインを担当した。オリバー・バレットは、作品特有の緊張感を現代的な感覚で再解釈したポスターを披露した。イ・ジョンハ・コンテンツパンダ代表は「2016年の北米限定公開から10年を経て、ワイド劇場公開を行うことになり、より意味が大きい」とし、「K-ゾンビを代表する作品として、改めて全世界の観客に新しい映画的体験を届けることを期待している」と述べた。
1,000万観客を記録した「ヨン・ユニバース」の出発点
2016年7月20日に公開された『新感染 ファイナル・エクスプレス』は、韓国のゾンビ映画として初めて1,000万観客を突破し、大ヒットを記録した。第69回カンヌ国際映画祭ミッドナイト・スクリーニング部門に招待され、作品性が認められた。コン・ユ、チョン・ユミ、マ・ドンソクが出演したこの映画は、ギレルモ・デル・トロ、エドガー・ライト監督、小説家のスティーヴン・キングなど海外の巨匠たちからも好評を得て、K-ゾンビ熱風を巻き起こした。
この作品は、ヨン・サンホ監督が構築した世界観である「ヨン・ユニバース」の出発点だ。その後、アニメーション『ソウル・ステーション/パンデミック』と映画『新感染半島 ファイナル・ステージ』へと続く世界観の根幹を成している。今回のグローバル再公開は、『新感染 ファイナル・エクスプレス』というIPが持つ力を改めて確認する契機となるものと見られる。