イ・ミンフィが2ndアルバムで描く理想郷と現実の乖離
イ・ミンフィがEBS 1TV「EBSスペース共感」のステージに立ち、2ndアルバム『未来の故郷』の収録曲を中心に、理想郷としての故郷と現実の乖離、そして新たな故郷を築く可能性について語った。
EBS 1TV「EBSスペース共感」にて、イ・ミンフィが2ndアルバム『未来の故郷』に収録された7曲を中心に構成されたステージを披露した。楽曲を通じて、理想郷としての故郷と実在する場所との差や、帰るべき場所を失った後の旅路について語った。
故郷とは単に生まれた場所を指すだけでなく、私たちが帰りたがり、私たちを受け入れてくれる場所でもある。しかし、そこへ向かう過程が必ずしもロマンチックで美しいものばかりではない。イ・ミンフィが2ndアルバム『未来の故郷』を通じて投げかける問いは、まさにこの点から始まる。
EBS 1TV「EBSスペース共感」を通じて公開されたイ・ミンフィのステージは、2ndアルバム『未来の故郷』に収録された7曲を中心に構成された。今回のステージでイ・ミンフィは、理想郷としての故郷と実在する故郷との間の乖離、そして新たな故郷を作り上げていく可能性について、楽曲の意味を自ら説明した。
理想郷への渇望と裏切り、そして成長の過程
アルバムの幕を開ける「青い花」は、人々が描く故郷とそこへ向かう旅路、そして現実と理想郷の差を扱っている。続く「帰郷」では、理想郷としての故郷を描き、そこへ戻りたいと願う心がどのように裏切られるのかを物語る。
故郷を離れる行為への省察は「母の母」へと続く。イ・ミンフィは、生まれた故郷を離れることが成長の過程であるならば、帰るべき故郷がもはや存在しないと悟ることが、人生を締めくくる旅路であると説明した。これは、故郷という空間が物理的な場所を超え、生命の周期と結びついていることを示唆している。
夢の中の孤独と、止まることのない希望の停車場
楽曲の構成は、時に幻想的で哲学的な思索を内包している。「感化院」は、ある日夢の中で聞いた「名前のない人は孤独ではない」という一文から出発した。夢から覚めた後にそれが正しいと感じたものの、実際にはそのような人々が住む場所は存在しないという逆説を込めている。
一方、「Station」は、止まることなくどこかへ向かう人々を照らし出す。死ぬまで希望を持ち続け、どこかへ向かい続ける姿そのものが美しいという観点を示している。アルバムのタイトル曲ともいえる「未来の故郷」は、故郷を作る過程が決して美しいことばかりではないと指摘し、私たちが帰ろうとする意志そのものを扱っている。
「無大陸」から始まった私たちの世代の物語
最後に披露された「無大陸」は、サンスという人物の「無大陸」から始まった曲であり、私たちの世代に関する物語を込めている。イ・ミンフィは「『さよなら』という言葉が好きで、何度も口にしてみた」と、曲に込められた情緒を伝えた。
この日のステージには、ボーカルとキーボードを担当したイ・ミンフィを筆頭に、サゴン、キム・ハラム(ギター)、チ・ユネ(ベース)、ソン・ギョンホ(ドラム)が参加した。さらに、キム・ブミン(クラリネット/フルート/サックス)、イ・ヒミョン、キム・ジソン(バイオリン)、イ・シンギュ(ビオラ)、ペ・ソンウ(チェロ)が加わり、豊かなサウンドを実現した。
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